ハインリッヒの法則とは、労働災害の発生確率を表した経験則です。
具体的には「1件の重大災害の背景には29件の軽微な災害と、300件の無傷の災害がある」ということです。
すなわち、無傷の災害(災害にはならなかったが、ヒヤリとした、ハッとした行動や状態→通称:ヒヤリハット)をなくせば、災害はなくせるという考えです。
ハインリッヒの法則は、5Sにも当てはまると思います。
ハインリッヒの法則を5Sに言い換えると「
1件の大きなムダの背景には、中位のムダが複数あり、小さなムダが多数ある」のです。
私は「小さなムダだからといって、決してバカにしたり、放置しないこと! それが大きなムダにつながっているんだ!!」と声を大にして言いたいです。